東京国立博物館 特別展「国宝 聖林寺十一面観音 —三輪山信仰のみほとけ」  

開催日:〜8月31日

9時30分〜17時(入館は閉館の30分前まで)。金・土曜は21時まで。十一面観音菩薩立像(国宝、聖林寺蔵)、 地蔵菩薩立像(国宝、法隆寺蔵)などの仏像と、仏教伝来以前の日本の自然信仰を示す三輪山禁足地の出土品などを展示する。国宝 十一面観音菩薩立像が奈良県から出るのは初めて。 十一面観音菩薩立像は天平彫刻の名品で、日本を代表する仏像の一つです。法隆寺の国宝 地蔵菩薩立像などとともに、江戸時代までは桜井市の大神神社にあった。大神神社は本殿を持たず、三輪山を拝む自然信仰をいまに伝えるが、奈良時代は仏教の影響を受けて神社に付属する寺(大神寺、後に大御輪寺に改称)や仏像がつくられた。


東京都台東区上野公園13−9(JR上野駅公園口・鶯谷駅南口から徒歩約10分) 03-5777-8600(ハローダイヤル)