イベント

特別陳列 帝国奈良博物館の誕生 ―設計図と工事録にみる建設の経緯―

開催日:~3月21日

明治時代の建築家、片山東熊が残した設計図と工事録を通して、明治時代中頃の奈良の地に博物館が誕生した道のりを振り返る。


奈良市登大路町50(近鉄奈良駅から徒歩約15分/JR・近鉄奈良駅から奈良交通「市内循環」バス「氷室神社・国立博物館」下車すぐ)
050-5542-8600(ハローダイヤル)

奈良国立博物館 特別陳列 お水取り

開催日:~3月21日

毎年、東大寺で行われるお水取りの時期にあわせて開催される恒例企画。実際に法会で用いられた法具や、歴史と伝統を伝える絵画、古文書、出土品などが展示される。9時30分~17時 ( 入館は16時30分まで)。休館日は毎週月曜日。ただし2月8日、3月1日と8日は開館。

天理大学付属天理参考館 共同展「天理 山の辺の古墳」

開催日:~3月15日

天理市の山の辺の道周辺には、天皇陵とされる大型前方後円墳をはじめ多くの古墳がある。いくつかの古墳では発掘調査が行われ、古代史研究に欠かせない重要な資料が出土しているが、天理参考館や奈良県立橿原考古学研究所、天理市教育委員会などに分かれて収蔵されており、多くの資料は通常公開されていない。同展では普段離ればなれになっている天理市内の古墳出土品を厳選して一堂に会す。黒塚古墳竪穴式石室(奈良県立橿原考古学研究所提供)、東殿塚古墳出土埴輪(天理市教育委員会提供)など。同参考館、同研究所付属博物館、同市教育委員会の主催。9時~16時30分(入館は16時まで)。休館は2月2、9、16、24日。3月は火曜日。


天理市守目堂町250(JR・近鉄天理駅下車、徒歩約20分)
0743-63-8414

奈良文化財研究所 飛鳥資料館 令和2年度冬期企画展 飛鳥の考古学2020

開催日:~3月14日

9時~164時30分(入館は16時まで)。平成31年・令和元年度に飛鳥藤原地域で行われた最新の発掘調査成果を中心に、飛鳥地域から出土した遺物についての調査研究の成果などもあわせて紹介している。遺跡や土器は、「史跡・名勝飛鳥京跡苑池」や「石神遺跡出土の東北系黒色土器」など。同資料館・奈良県立橿原考古学研究所・明日香村教育委員会の主催。月曜休館。


明日香村奥山601(橿原神宮前駅・飛鳥駅から明日香周遊バス(赤かめ)」で「明日香奥山・飛鳥資料館西」下車、徒歩約3分)
0744-54-3561

奈良県立美術館 企画展「広重の名所江戸百景/併催:新収蔵品・新寄託品を中心に」

開催日:~3月14日

浮世絵風景画家として名高い歌川広重(1797~1858)晩年の代表作「名所江戸百景」を展示の中心として、同時代の浮世絵や広重の名所を描いた作品、肉筆の作品を展示。広重風景画の魅力を紹介する。併せて、近年当館の所蔵・寄託品となった長澤芦雪や富本憲吉、不染鉄、ヨルク・シュマイサーらの近世から近現代にかけての絵画、版画、工芸品を紹介する。9時~17時(入館は16時30分まで)。月曜日(祝日の場合は翌平日)休館。


奈良市登大路町10-6(近鉄奈良駅から徒歩約5分、またはJR奈良駅からバス「県庁前」下車、徒歩約1分)
0742-23-3968

櫻本坊 釈迦如来像 特別ご開帳

開催日:4月3日~12日

8時30分~16時30分。約1,350年前の飛鳥白鳳時代に天武天皇が櫻本坊を建立した時から祀っている釈迦如来坐像(重文)が公開される。


吉野山1269(近鉄吉野駅からロープウェイ「吉野山」乗り換え、吉野大峯ケーブルバス「竹林院前」下車すぐ)
0746-32-5011

西大寺 聚宝館特別公開

開催日:4月1日~5月31日

9時~16時30分(受け付けは16時まで)。宝物館である聚宝館にて、西大寺に伝わる「金銅宝塔」(国宝)をはじめ、「吉祥天立像」(重文)や「塔本四仏坐像」(同)など多数の尊像・宝物が特別公開される。


奈良市西大寺芝町1-1-5(近鉄大和西大寺駅南口から徒歩約3分)
0742-45-4700

法隆寺 法隆寺秘宝展(春季)

開催日:3月20日~5月31日

9時~16時30分(受け付けは16時まで)。聖徳太子の教えといにしえのたたずまいを今に伝える世界文化遺産の寺。通常拝観できない秘宝の数々の一部が、大宝蔵殿で特別公開される。


斑鳩町法隆寺山内1-1(JR法隆寺駅から法隆寺行きバス「法隆寺門前」下車すぐ/近鉄筒井駅から王寺行きバス「法隆寺前」下車、徒歩5分)
0745-75-2555

国史跡・名勝庭園公開

開催日:4月1日~6月10日

8時30分~16時30分(受け付けは16時まで)。仙洞御所から移された庭園を特別に公開。5月にはカキツバタが美しく咲き誇り、ときには水鳥の飛来もみられる。


奈良市法華寺町882(JR・近鉄奈良駅から大和西大寺駅・航空自衛隊前行きバス約14分、「法華寺前」下車、徒歩約3分)
0742-33-2261

法華寺 春の御本尊御開帳

開催日:3月20日~4月7日

8時30分~16時30分(受け付けは16時まで)。本尊・十一面観音菩薩立像(国宝)は良質の榧(かや)材の木目を生かした檀像(だんぞう)風の一木造り。ハスのつぼみや葉を後光のように配した珍しい光背を持つ。その姿は光明皇后が蓮池を渡る姿を写したものといわれている。