博物館・美術館・資料館

中野美術館 所蔵名作展「日本画・洋画の名品」

開催日:〜7月5日

夏の風物詩を描いた村上華岳、冨田渓仙、徳岡神泉の日本画から、久米桂一郎、鹿子木孟郎、須田国太郎、村山槐多などの洋画、さらに駒井哲郎、清宮質文の版画まで、同館所蔵の日本画、洋画の名品約40点を展示している。10時〜16時(入館は15時45分まで)。休館は月曜日。


奈良市あやめ池南9-946-2(近鉄奈良線「学園前駅」下車、南出口から徒歩約8分) 0742-48-1167

柳沢文庫 令和2年度(2020年度)常設展 郡山城図に見る郡山城の変遷

開催日:~5月9日

同展では、郡山城図が制作された目的ごとに分類し、それぞれの絵図の特徴を把握したうえで、郡山城の変遷を明らかにしている。9時~17時(入館は16時30分まで)。月曜・第4 火曜日(ともに祝日の場合は開館)。


大和郡山市城内町2 - 18(近鉄郡山駅から徒歩約10分)
0743-58-217

大和文華館 特別企画展 中国青花と染付磁器 ―京都の鹿背山焼―

開催日:~4月4日

白地に青い文様が鮮やかで、世界各地で愛好され、大きな影響を及ぼした中国の青花(せいか)磁器。京都府木津川市の鹿背山焼(かせやまやき)は、中国・明末清初の青花を写し、精緻な文様が描かれた磁器が焼造された。同展では「染付山水文大皿」(重文、有田焼)や「染付花鳥山水文水指」(鹿背山焼)などを展示。中国の青花から日本の染付への展開を探っている。10時~17時(入館は16時まで)。月曜休館。


奈良市学園南1-11-6(近鉄奈良線「学園前」駅下車、徒歩約7分)
0742-45-0544

春日大社国宝殿 冬季特別展 日本の名刀と武具 ―刀剣の歴史と病魔退散の祈り―

開催日:~4月4日

10時~17時(受け付けは16時30分まで)。春日大社が所蔵する国宝・重要文化財の名刀をもとに日本刀剣史をたどりつつ、新型コロナウイルスの収束が見通せない中、「春日権現験記」などの資料とともに、古の人々が刀剣や弓矢など武具に込めた病魔退散の祈りを探る。


奈良市春日野町160(JR・近鉄駅から奈良交通バス「春日大社本殿行きで約11~15分。「春日大社本殿」下車すぐ)
0742-22-7788

奈良市史料保存館 企画展示 おかげまいり ―伊勢参宮と奈良町―

開催日:~3月31日

9時~17時(入館は16時30分まで)。江戸時代に民衆が集団で伊勢神宮に参宮した「おかげまいり」。奈良町は伊勢神宮へ向かう街道(上街道)筋にあたることから、大勢の参宮者が押し寄せたという。展示では、上街道筋にあたる元興寺町や井上町、奈良奉行所に近い東向北町の記録などから、参宮者への食事や宿泊の世話をした「施行(せぎょう)」を中心に紹介。また地元奈良の町などで伊勢神宮に対する篤い信仰を示す資料として、大安寺町の伊勢講関係資料を初公開している。月曜休館。


奈良市脇戸町1-1(近鉄奈良駅から南へ徒歩約10分)
0742-27-0169

特別陳列 帝国奈良博物館の誕生 ―設計図と工事録にみる建設の経緯―

開催日:~3月21日

明治時代の建築家、片山東熊が残した設計図と工事録を通して、明治時代中頃の奈良の地に博物館が誕生した道のりを振り返る。


奈良市登大路町50(近鉄奈良駅から徒歩約15分/JR・近鉄奈良駅から奈良交通「市内循環」バス「氷室神社・国立博物館」下車すぐ)
050-5542-8600(ハローダイヤル)

奈良国立博物館 特別陳列 お水取り

開催日:~3月21日

毎年、東大寺で行われるお水取りの時期にあわせて開催される恒例企画。実際に法会で用いられた法具や、歴史と伝統を伝える絵画、古文書、出土品などが展示される。9時30分~17時 ( 入館は16時30分まで)。休館日は毎週月曜日。ただし2月8日、3月1日と8日は開館。

天理大学付属天理参考館 共同展「天理 山の辺の古墳」

開催日:~3月15日

天理市の山の辺の道周辺には、天皇陵とされる大型前方後円墳をはじめ多くの古墳がある。いくつかの古墳では発掘調査が行われ、古代史研究に欠かせない重要な資料が出土しているが、天理参考館や奈良県立橿原考古学研究所、天理市教育委員会などに分かれて収蔵されており、多くの資料は通常公開されていない。同展では普段離ればなれになっている天理市内の古墳出土品を厳選して一堂に会す。黒塚古墳竪穴式石室(奈良県立橿原考古学研究所提供)、東殿塚古墳出土埴輪(天理市教育委員会提供)など。同参考館、同研究所付属博物館、同市教育委員会の主催。9時~16時30分(入館は16時まで)。休館は2月2、9、16、24日。3月は火曜日。


天理市守目堂町250(JR・近鉄天理駅下車、徒歩約20分)
0743-63-8414